活 動

炊出し、月一回の食事提供

支援活動は2002年,南区勧進橋の河川敷で100食分のご飯と豚汁を用意したところから始まりました。事前に河原を巡回しながら声を掛けたり,食糧援助を実施している下京福祉事務所の掲示板などで案内したところ,当日は約80人が集りました。現在は,上鳥羽公園前の高齢者会館駐車場で月に1回実施していますが,多いときには160人の利用があります。
 「食中毒を出さないように,会館の厨房で作りたてを運ぶようにしています。自立してアパート生活を始めた人が来てくださったりすると嬉しいですが,来月も来るよといって来られない方があると心配になります」と木村さん。
 最近の炊き出し利用者の傾向は,他府県から京都に来て再出発を目指している20代~30代の若い世代が目立ちます。その一方で,かつて京都の伝統産業に携わっていた職人さんや事業に失敗した高齢のホームレスも少なくありません。

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