ワークセンターについて

ホームページ開設に当たってのご挨拶

2007年12月1日

 みなさん、私たち(財)ソーシャルサービス協会ワークセンターは今日まで、野宿生活を余儀なくされているホームレスのかた達の自立に、宿泊施設などによる支援を行ってきている団体です。また、炊き出しや衣類などの支援を野宿生活者、生活困窮者対象に行っています。日頃から京都府市民のみなさんはじめ、近県の住民の皆さんからも温かいご支援を得ながら困っている方々に様々の支援活動を展開して参りました。この場から改めて感謝とお礼を申し上げます。

(財)ソーシャルサービス協会ワークセンターは、京都市より「京都市ホームレス自立支援センター事業運営に関する委託」を受けて野宿生活者への支援のための施設、「京都市自立支援センター」の管理運営を行うとともに、直営の「ソーシャルホーム」などの施設運営も行い、京都高齢者福祉事業団や宇治高齢者事業団を得て自らの生活を支えながら、自立・生活支援活動を行ってを進めてきました。

 この会員の力があるところがワークセンターだと思っております。
私たちは、今後この施設の改善、運動をより広く京都府市民の皆さんの参加も得て拡げていきたいと考えております。

 さらに、今日の社会情勢のもとで、大きな世論の高まりで問題となってきている「貧困と格差」の拡大、ワーキングプアの広がりなどなど・・・また、団塊の世代と言われる人々の働く意思もあり能力もある人たちの大量の退職によるあらたな就労の要求の高まりなどに・・・どのように応えていくのかという問題もあらたな課題として直面しております。

 このような課題にどう対応していくのかという趣旨を踏まえて、この度、(財)ソーシャルサービス協会ワークセンターのホームページを開設致しました。

 府市民の皆さん!働くなかまのみなさん!
 皆さんのお力も得ながら大いに私たちの運動と困った人々に対する支援を拡げ、強めて参りたいと思います。
  どうか温かいご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

(財)ソーシャルサービス協会ワークセンター
理事長 外 尾 英 範